New Food Industry 2006年6月号

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New Food Industry 2006年 6月号

スズメバチ栄養液組成アミノ酸混合(VAAM)の機能

森下 幸治

VAAMを応用したスポーツ飲料等の食品は,プロのアスリートから一般のスポーツ愛好家に至るまで広く支持されている。以下本稿でVAAMの生理機能を概説し,VAAM生理機能研究の今後の展望について述べたい。

頭・頸部癌患者における放射線治療の後のQOLに対するメシマコブ(Phellinus linteus) の効果

具 然和

免疫活性の機能を持つと知られているPhellinus linteusが臨床において癌患者に対するQOLの研究が行われていない。そこで,頭・頸部癌で根治的に放射線治療を受けた患者を対象にし,Phellinus linteusの投与により,副作用とQOLにどんな影響を与えるのか検討を行った。

煮干し煮だし汁の旨味に関する研究

堀口 恵子

本研究ではまず,煮干しをどのように利用しているのかなどのアンケート調査を行い,煮干しの利用状況を把握した。さらに各家庭でそのみそ汁のどのようにとっているのかを調べた。

大学生からみた学校給食のあり方と食育

酒向 史代

食育基本法が平成17年7月から施行され,国をあげての食育が展開されつつある。食に関する教育は,これまでの学校教育の中では主に家庭科で行ってきたが,残念ながら家庭科は小学校5学年からの教科である。食をとりまく環境の変化が大きく,生じた問題も多岐にわたっていて,幼児期からの食育が大切であるが,学校給食との関わりでいうと,小学校1学年からのいろいろなかたちでの食育(食教育)が必要になっている。

愛媛のジャコ天の製法と特徴

岡 広康、大野 一仁

全国的に水産練り製品の原料が海外で製造されたスケトウダラなどの冷凍すり身に依存している中,愛媛県は,近海で漁獲される生魚主原料にユニークな製品を生産している県である。

旬の時期とその捉え方

柳本 正勝

わが国は春夏秋冬という明確な四季を持ち,全体として温暖な気候に恵まれている。このために,日本人は季節感を大切にしており,食事においても季節の食材を取り入れることを歓びにしてきた。これが旬であって,旬の物を大切にすることは日本人の食事の大きな特徴となっている。

クロロフィル含有スナック菓子の包装技術による劣化の制御

山口 直彦、中川 泰代

市販スナック菓子の酸化度の調査・実験を行うと共に,クロロフィル入りクッキーを試作し,光透過酸度の異なるフィルムで包装,明所常温保存を行いクロロフィル量とフィルムの光透過度とが,これらスナック菓子の酸化安定性に及ぼす影響をしたので報告する。

世界卵事情

筒井 知己

市販スナック菓子の酸化度の調査・実験を行うと共に,クロロフィル入りクッキーを試作し,光透過酸度の異なるフィルムで包装,明所常温保存を行いクロロフィル量とフィルムの光透過度とが,これらスナック菓子の酸化安定性に及ぼす影響をしたので報告する。

薬膳の知恵 (1)

荒 勝俊

最近,健康志向の高まりの中で病気になる前の予防としての“薬食同源”や“薬膳”といったものが見直されている。
 “薬膳”という言葉は,『三国志』から一世紀半ほど遅れた元嘉七年(430年)頃に編纂された范曄の著作『後漢書』列女伝の一節において「煎薬を配膳する」という意味で登場する。